【スポーツジム×SNS広報】新規集客だけじゃない。会員さんがもっと通いたくなるSNSへ。エル・スポーツの動画運用事例

2026年9月12日 SNS広報,実績

「InstagramやYouTubeを始めたいけれど、何を発信すればいいかわからない」

「新しい会員さんを増やしたいけれど、今いる会員さんにも長く通い続けてもらいたい」

「スポーツジムの魅力を、設備や料金以外でどう伝えればいいのだろうか」

スポーツジムやフィットネスクラブ、スイミングスクールなどの運営では、こうした集客や情報発信に関する課題を抱えている施設も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、滋賀県と京都府でスポーツジムを展開するエル・スポーツさんのSNS広報・YouTube運用事例です。

エル・スポーツさんは、滋賀県彦根市・長浜市、京都市に拠点を構え、トレーニングジムやスイミング、スタジオプログラムなど、幅広いスポーツを楽しめる施設を運営されています。

しがとせかいでは、エル・スポーツさんのYouTubeやショート動画の企画・制作をお手伝いしています。

今回のSNS広報で大切にしてきたのは、単に施設を宣伝することではありません。

「スポーツジムに通うこと自体が、もっと楽しくなるSNS」をつくること。

マシンの使い方をわかりやすく伝える動画。

スタッフの人柄が伝わるエンタメ系のショート動画。

そして、実際にジムに通っている会員さんが主役になる企画。

こうしたコンテンツを組み合わせることで、これから入会する人だけでなく、すでに通っている会員さんにも楽しんでもらえるSNSを目指してきました。

実際に、動画を見た会員さんからスタッフへ声をかけてもらう機会も生まれ、SNSが施設内での新しいコミュニケーションのきっかけにもなっています。

今回は、エル・スポーツさんとの取り組みを通じて、スポーツジムのSNS広報にどんな可能性があるのかをご紹介します。

スポーツジムのSNSは、新規集客だけでいいのだろうか

スポーツジムの経営を考えるうえで、新しい会員さんに入会していただくことは非常に重要です。

施設の認知を広げる。

体験利用につなげる。

入会キャンペーンの情報を届ける。

こうした集客のために、InstagramやYouTubeなどのSNSを活用している施設も増えています。

一方で、スポーツジムには、ほかの業種とは少し違う特徴があります。

それが、入会した後も、継続して通っていただくことが大切なサービスであるという点です。

飲食店であれば、一度来店していただくことが最初の目標になるかもしれません。

しかし、月額会員制のスポーツジムの場合は、入会していただいてからが本当のスタートです。

週に何回も通っていただく方もいれば、仕事や家庭の都合で通う回数が少なくなってしまう方もいます。

運動を始めたときはやる気があっても、徐々にモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。

また、マシンの使い方がわからなかったり、スタッフに質問することに少し抵抗があったりする方もいると思います。

そうした中で、どうすれば会員さんが楽しく通い続けられるのか。

どうすればジムをもっと身近に感じてもらえるのか。

私たちは、SNSもそのきっかけの一つになるのではないかと考えました。

今回のエル・スポーツさんのSNS広報では、新しい会員さんを集めるための発信と、今いる会員さんに楽しんでもらうための発信の両方を意識しています。

きっかけは、センチュリーゴルフクラブでのSNS広報

エル・スポーツさんとの取り組みが始まったきっかけは、同じグループであるセンチュリーゴルフクラブさんとのご縁でした。

しがとせかいでは、センチュリーゴルフクラブさんのYouTube運用を継続してお手伝いしています。

ゴルフのルールを紹介する動画や、ゴルフそのものを楽しんでもらうための企画を制作し、チャンネル登録者数は1万人を突破しました。

こうした取り組みをきっかけに、エル・スポーツさんでもSNSを活用した情報発信についてご相談いただくことになりました。

ただ、ゴルフ場とスポーツジムでは、施設の利用方法やお客様との関係が異なります。

ゴルフ場の場合は、これから利用する人に施設を知ってもらい、予約や来場につなげることが大切な目的の一つです。

一方、スポーツジムの場合は、新規入会に加えて、今通っている会員さんとの関係づくりも重要です。

そこで私たちは、エル・スポーツさんのSNSについて、次のような方向性を考えました。

① ジムやプログラムの魅力を、わかりやすく伝えること。

② スタッフの人柄を知ってもらい、施設に親しみを持ってもらうこと。

③ 会員さん自身にも参加してもらい、スポーツジムに通う楽しみを増やすこと。

この3つの方向性を軸に、YouTubeの長尺動画とショート動画を組み合わせた企画を進めていきました。

取り組み① マシンの使い方やプログラムを、わかりやすく伝える

最初に力を入れたのが、スポーツジムをより使いやすくするための動画です。

スポーツジムには、さまざまな種類のトレーニングマシンがあります。

しかし、初めて入会した人からすると、どのマシンを使えばよいのか、どう動かせばよいのかわからないことがあります。

例えば、筋力トレーニングを始めたいと思っても、使ったことのないマシンが並んでいると、少し不安になるかもしれません。

もちろん、ジムにはスタッフがいて、使い方を教えてもらうことができます。

ただ、毎回質問するのは少し気が引けるという方もいるでしょう。

そこで考えたのが、普段から施設で働いているスタッフが、動画でマシンの使い方を紹介することです。

いつものスタッフが教えてくれるから、安心して使える

マシンの使い方を解説する動画自体は、YouTube上にも数多くあります。

しかし、エル・スポーツさんの動画では、実際に施設で働いているスタッフが登場します。

ここが一つのポイントです。

会員さんにとっては、普段ジムで見かけるスタッフが動画で説明してくれる。

動画を見てマシンの使い方を知り、次にジムへ行ったときに実際に試してみる。

もしわからないことがあれば、動画に出ていたスタッフに質問することもできます。

単に知識を伝えるだけでなく、動画と実際の施設利用がつながるようなコンテンツを目指しました。

また、動画でスタッフの顔や話し方を知っておくことで、これまであまり話したことがなかったスタッフにも、声をかけやすくなるかもしれません。

こうした小さなコミュニケーションが増えることも、スポーツジムのSNS広報では大切だと考えています。

プログラムの魅力も、動画で伝える

エル・スポーツさんでは、トレーニングジム以外にも、スイミングやさまざまなスタジオプログラムを提供されています。

こうしたプログラムも、名前だけではどんな内容なのかわからないことがあります。

例えば、初めて参加するスタジオレッスン。

どんな運動をするのか、どれぐらいの運動量なのか、自分の体力でも参加できるのか。

実際に参加する前に、こうしたことを知りたいと考えている人もいると思います。

そこで、プログラムの内容や魅力を動画で紹介する企画にも取り組みました。

文章や写真では伝わりにくい動きや雰囲気も、動画であればわかりやすく伝えることができます。

施設にまだ来たことがない人にとっては、体験や入会を考える材料になります。

そして、すでに通っている会員さんにとっては、これまで参加したことのないプログラムを知るきっかけにもなります。

新しい会員さんに施設を知ってもらうだけでなく、今いる会員さんに施設をもっと活用してもらう。

これも、今回のSNS広報で大切にしている考え方です。

取り組み② スタッフが主役のエンタメ系ショート動画

2つ目に力を入れたのが、スタッフの皆さんに出演していただくエンタメ系のショート動画です。

スポーツジムのSNSというと、トレーニングの方法やダイエット、健康に関する専門的な情報を発信するイメージがあるかもしれません。

もちろん、そうした情報も必要です。

ただ、毎回まじめな解説動画ばかりを投稿するのではなく、スタッフの人柄が伝わる動画もあってよいのではないかと考えました。

そこで、トレーニングジムやスイミングのスタッフの皆さんにも協力していただき、さまざまなショート動画を制作しています。

流行の企画を、スポーツジムらしくアレンジする

ショート動画では、SNSで流行している企画や、思わず見てしまうエンタメ系の内容も取り入れています。

ただ、流行している動画をそのまま再現するだけでは、エル・スポーツさんならではの魅力は伝わりません。

そこで、スポーツジムやスイミングという施設の特徴を活かしながら、スタッフの皆さんに出演していただく企画を考えました。

普段はトレーニングを指導しているスタッフの意外な一面。

スイミングのコーチだからこそできる企画。

スタッフ同士のやり取りや、日頃の仕事の雰囲気。

そうした部分をコンテンツにすることで、専門的な情報とは違った形で施設の魅力を発信できます。

特にスイミング関連のコンテンツでは、視聴者から大きな反応をいただく動画も生まれています。

スタッフを知ることで、施設がもっと身近になる

今回の取り組みで、私たちが面白いと感じているのが、スタッフと会員さんとの関係です。

例えば、普段からスイミングの指導をしているコーチが、ショート動画で少し面白い企画に挑戦している。

その動画を会員さんが見る。

次に施設へ行ったときに、「あの動画、見ましたよ」と声をかけてもらう。

こうしたコミュニケーションが生まれることは、SNSを活用する大きな価値の一つだと思います。

通常、スタッフと会員さんが話す機会は、トレーニングの説明やプログラムの案内など、施設利用に関する内容が中心になりやすいものです。

しかし、SNSの動画があれば、それ以外にも会話のきっかけが生まれます。

「今回の動画、面白かったですね」

「次はどんな動画を撮るんですか?」

そんな会話が生まれることも、スポーツジムに通う楽しみにつながるのではないでしょうか。

私たちは、SNSを情報を届けるためだけのものではなく、施設と会員さんのコミュニケーションを増やすためのものとしても考えています。

取り組み③ シニア世代の会員さんが主役になる動画づくり

今回のエル・スポーツさんのSNS広報で、特に特徴的なのが、会員さん自身に出演していただく企画です。

一般的なスポーツジムのSNSでは、インストラクターやトレーナーが出演し、トレーニングの方法を紹介する動画が多くあります。

もちろん、そうした動画にも大きな価値があります。

ただ、私たちは、実際に通っている会員さんにも動画の主役になっていただくことができないかと考えました。

そこで取り組んだのが、シニア世代の会員さんである寺田さんを中心にしたコンテンツです。

40代、50代、60代にも親しみを持ってもらえる動画とは

スポーツジムと一言でいっても、施設ごとに会員さんの年齢層や利用目的は異なります。

20代や30代の方が筋力アップを目指して通うジムもあれば、40代、50代、60代以上の方が健康づくりや運動習慣のために通う施設もあります。

こうした会員さんに向けて情報発信する場合、必ずしも若いトレーナーがハードな筋力トレーニングをする動画ばかりが適しているわけではありません。

むしろ、自分と近い年代の人が楽しそうに運動している姿の方が、親近感を持ってもらえることもあります。

そこで、エル・スポーツさんでは、寺田さんに主役として出演していただく動画を企画しました。

普段から施設に通っている会員さんが、実際に運動を楽しんでいる姿を発信する。

そうすることで、施設を利用するイメージをより身近に感じてもらうことを目指しました。

「こんな人が通っているんだ」という安心感

スポーツジムに通ったことがない人にとって、最初の一歩は意外と大きなものです。

特に、運動経験が少ない方や、しばらく運動から離れていた方にとっては、「自分にもできるのだろうか」という不安があります。

そんなときに、実際に通っている会員さんが楽しそうに運動している動画を見ることができれば、施設への印象も変わるかもしれません。

「自分と近い年代の人も通っているんだ」

「このくらいの運動なら、自分にもできそう」

「楽しそうだし、一度行ってみたい」

こうした気持ちを持ってもらうことが、体験や入会を考えるきっかけにつながります。

また、今通っている会員さんにとっても、知っている人が動画に出演していることは、ちょっとした楽しみになります。

今回の寺田さんを中心にした動画は、単に施設の利用方法を伝えるのではなく、会員さん自身がスポーツジムの魅力を伝える存在になるという点で、特徴的な取り組みになりました。

会員さんが出演することで、ジムへの愛着を育てる

スポーツジムの魅力は、トレーニングマシンや設備だけではありません。

そこに通っている人たちや、スタッフとの関係も、施設の魅力の一つだと思います。

例えば、毎週同じ時間に通っている会員さん同士が顔見知りになる。

同じプログラムに参加している人と挨拶を交わす。

スタッフと日常的に会話するようになる。

こうした関係が生まれることで、スポーツジムは単に運動する場所ではなく、日常生活の中で大切な場所になっていきます。

今回、寺田さんを中心に会員さんが出演する動画を制作したのも、そうした施設の魅力を伝えたいという想いからでした。

会員さんが動画に出演する。

その動画をほかの会員さんが見る。

施設で動画の話題が生まれる。

そうしたことを積み重ねることで、SNSが会員さん同士の交流や、施設への愛着を深めるきっかけにもなると考えています。

会員さんが主役になるSNSは、ほかの施設でも応用できる

この考え方は、スポーツジム以外の施設にも活用できると思います。

例えば、ヨガスタジオであれば、長年通っている方に運動を続けている理由を聞いてみる。

スイミングスクールであれば、泳げるようになった会員さんの経験を紹介する。

フィットネスクラブであれば、会員さんが楽しんでいるプログラムを紹介する。

もちろん、撮影や公開にはご本人の同意が必要ですし、無理に出演をお願いするものではありません。

ただ、施設を運営する側だけでなく、実際に利用している人にも発信に参加してもらうことで、より身近で親しみのあるコンテンツをつくることができます。

今回のエル・スポーツさんでは、そうした会員参加型のSNS広報にも取り組んできました。

取り組み④ 店舗でのアンケートや会員さんの声も、動画の企画に活かす

今回のSNS広報では、店舗でのアンケートなど、会員さんとの接点を活かした企画にも取り組んでいます。

動画の企画は、制作会社だけで考えなければならないものではありません。

実際にスポーツジムを利用している会員さんが、何を知りたいと思っているのか。

どんなプログラムに興味があるのか。

どんな動画を見たいと思っているのか。

こうした声も、企画を考えるうえで大切なヒントになります。

例えば、マシンの使い方について質問が多ければ、その内容を動画にすることができます。

会員さんが気になっているプログラムがあれば、実際の様子を紹介することもできます。

スタッフに対してよくある質問を、ショート動画のテーマにするのも面白いと思います。

今回のエル・スポーツさんとの取り組みでも、店舗でのアンケート企画などを通じて、SNSと施設の接点をつくってきました。

SNSを「投稿する場所」だけで終わらせない

ここで重要なのは、SNSを施設とは別のものにしないことです。

SNSで発信した動画について、実際に店舗で会話が生まれる。

店舗での出来事や会員さんの声が、次の動画の企画になる。

そして、その動画を見た人が、また施設で話題にする。

このような循環ができれば、SNSは単なる宣伝媒体ではなく、施設のコミュニケーションを支える役割も持つようになります。

スポーツジムには、日々たくさんの会員さんが訪れます。

その中で生まれる会話や出来事には、実は多くの動画の企画が隠れていると思います。

しがとせかいでは、そうした施設の中にある魅力を見つけ、コンテンツに変えることを大切にしています。

取り組み⑤ YouTubeの長尺動画とショート動画を使い分ける

今回のエル・スポーツさんのSNS広報では、YouTubeの長尺動画とショート動画を組み合わせています。

その際に意識しているのが、それぞれの動画の役割です。

長尺動画は、知りたいことを詳しく伝える

長尺動画では、トレーニングの方法やプログラムの内容など、一定の時間をかけて説明した方が伝わりやすいテーマを扱います。

例えば、トレーニングマシンの使い方。

初心者が気をつけたいポイント。

施設で体験できるプログラムの紹介。

こうした内容は、短い動画だけでは十分に伝わらないこともあります。

また、YouTubeの長尺動画は、検索を通じて見てもらえる可能性があることも特徴です。

「トレーニングマシンの使い方を知りたい」

「初心者でもできる運動を探している」

そんな人が動画を検索し、その中でエル・スポーツさんの動画を見つける。

そうすることで、施設を知らなかった人にも情報が届くきっかけになります。

今回の取り組みでも、長尺動画については検索からの視聴を意識した発信を行ってきました。

ショート動画は、楽しさや人柄を伝える

一方、ショート動画では、スタッフのエンタメ企画や、会員さんが出演する親しみやすい内容を中心にしています。

短い時間で楽しめる動画にすることで、普段からスポーツジムに通っている人にも、まだ施設を知らない人にも見てもらえる可能性が広がります。

例えば、普段は真剣に指導しているスイミングのコーチが、ショート動画では少し面白い企画に挑戦している。

それを見ることで、スタッフの新しい一面を知ることができます。

こうした動画は、直接マシンの使い方を教えるものではありませんが、施設の雰囲気やスタッフの人柄を伝える役割があります。

長尺動画で役立つ情報を届け、ショート動画で施設の楽しさや人柄を伝える。

この両方を組み合わせることで、スポーツジムの魅力をさまざまな角度から伝えています。

今回のSNS広報で生まれた成果

エル・スポーツさんとの取り組みでは、マシンの解説動画からエンタメ系のショート動画、会員さんが出演するコンテンツまで、さまざまな企画を制作してきました。

その中で、人気コンテンツが生まれ、再生数やチャンネル登録者数の成長にもつながっています。

そして、今回特に大切な成果だと感じているのが、SNSでの発信が実際の施設内でのコミュニケーションにもつながっていることです。

会員さんが動画を見て、スタッフに声をかける。

普段のトレーニングやスイミングの指導とは別の話題が生まれる。

実際に通っている会員さんが、次の動画を楽しみにしてくれる。

こうした反応は、再生数やフォロワー数だけでは測れない価値だと思います。

取り組みと成果のまとめ

取り組み実施内容・成果
マシンの使い方紹介初心者や既存会員に向けた、わかりやすいトレーニング解説
プログラム紹介施設で体験できる運動やプログラムの魅力を発信
スタッフのショート動画スイミングやジムのスタッフの人柄が伝わるエンタメ企画
人気コンテンツの制作スイミング関連などで反応の大きい動画が誕生
シニア向け動画寺田さんを中心とした、会員さんが主役のコンテンツ
会員参加型企画店舗アンケートなど、実際の会員さんとの接点を活用
施設内のコミュニケーション動画を見た会員さんからスタッフへの声掛けが生まれた
YouTube運用長尺動画とショート動画を使い分けた継続的な情報発信

今回、実際の退会率や継続率が何%改善したかという数値までは、この記事では示していません。

ただ、SNSを通じてスタッフや会員さんとの接点が増えていることは、今後の会員満足度や継続利用を考えるうえで重要な変化だと考えています。

スポーツジムのSNSで、なぜ「会員さんとの関係づくり」が重要なのか

今回の取り組みを通して、私たちが改めて感じたことがあります。

それは、スポーツジムのSNSは、新しい人に施設を知ってもらうことと同じくらい、今通っている会員さんに楽しんでもらうことも大切だということです。

例えば、スポーツジムに入会した人が、最初のうちは頑張って通っていたとします。

しかし、仕事が忙しくなったり、運動することに少し飽きてしまったりすると、次第に通う回数が減ってしまうこともあるかもしれません。

そんなときに、普段利用しているスポーツジムのSNSで、スタッフが楽しそうに動画に出演していたり、新しいプログラムが紹介されていたりすると、どうでしょうか。

「あのスタッフがいるなら、また行ってみよう」

「新しいプログラムが面白そうだから、参加してみよう」

そんな小さなきっかけをつくることもできるのではないかと思います。

もちろん、SNSを運用するだけで会員さんの継続率が改善するわけではありません。

実際の施設のサービスや、スタッフの対応、運動の成果など、さまざまな要素が関わってきます。

ただ、SNSが会員さんと施設をつなぐ接点を増やすことには、大きな可能性があると考えています。

スポーツジムを「運動する場所」から「行きたい場所」へ

スポーツジムに通う理由は、人によってさまざまです。

健康のため。

筋力をつけるため。

ダイエットのため。

運動不足を解消するため。

もちろん、最初のきっかけはそうした目的かもしれません。

しかし、通い続ける中で、スタッフと話すことが楽しみになったり、同じプログラムに参加する人と顔見知りになったりすることもあります。

そうすると、スポーツジムは単に運動する場所ではなく、日常生活の中で楽しみにしている場所になっていきます。

今回のエル・スポーツさんでは、SNSを通じてそうした関係づくりを後押しすることにも取り組んできました。

スタッフの人柄を知ってもらう。

会員さん自身にも動画に参加してもらう。

その動画をきっかけに、施設内で会話が生まれる。

こうした発信は、スポーツジムのコミュニティーづくりにもつながると考えています。

スポーツジムのSNSは、すべての年代に同じ発信をしなくてもいい

もう一つ、今回の取り組みで大切にしてきたことがあります。

それが、施設を利用する人の年齢層や目的によって、動画の内容を考えることです。

例えば、20代や30代の方に向けて、筋力トレーニングやボディメイクの動画を発信する。

40代や50代の方に向けて、無理なく続けられる運動や健康づくりの情報を発信する。

60代以上の方に向けて、実際に同年代の会員さんが楽しんでいる姿を紹介する。

このように、同じスポーツジムの中でも、ターゲットによって届けたい情報は異なります。

今回、寺田さんを中心としたシニア世代向けの動画を制作したのも、こうした考え方からでした。

若いトレーナーがハードなトレーニングをしている動画だけが、スポーツジムの魅力ではありません。

自分と近い年代の人が、楽しそうに運動をしている姿も、大切なコンテンツになります。

スポーツジムの広報では、施設の設備を紹介するだけでなく、そこにどんな人が通っているのかを伝えることも重要だと考えています。

SNS広報は、スタッフや会員さんと一緒につくるからこそ面白い

今回のエル・スポーツさんのSNS広報では、多くのスタッフの皆さんに撮影へ協力していただいています。

スイミングのスタッフ。

トレーニングジムのスタッフ。

そして、実際に通っている会員さん。

こうした方々に出演していただくことで、エル・スポーツさんならではの動画を制作することができています。

私たちが大切にしているのは、施設の中にある魅力を見つけることです。

普段から会員さんと接しているスタッフの方だからこそ、伝えられることがあります。

長く通っている会員さんだからこそ、話せることもあります。

そうした一つ一つの魅力を、動画の企画として形にしていく。

そして、撮影や編集、発信に必要な部分は、しがとせかいが担当する。

企業や施設の方々が本業に取り組みながら、無理なく広報を続けられる体制をつくることも、私たちが大切にしていることです。

スポーツジムやスイミングスクールのSNS広報で大切な3つのこと

今回のエル・スポーツさんの取り組みを通して、スポーツジムのSNS広報で特に重要だと感じたことがあります。

① 施設の使い方や魅力を、わかりやすく伝える

スポーツジムを初めて利用する人にとっては、マシンの使い方やプログラムの内容など、わからないことがたくさんあります。

そうした疑問を動画で解消することは、施設を安心して利用してもらうことにつながります。

また、すでに通っている会員さんにとっても、これまで知らなかった施設の魅力を知るきっかけになります。

② スタッフの人柄や、施設の雰囲気を伝える

施設の魅力は、設備だけではありません。

どんなスタッフが働いていて、どんな雰囲気で運営されているのか。

そうした部分を伝えることも大切です。

特にスポーツジムでは、スタッフと会員さんが日常的に接する機会があります。

だからこそ、SNSを通してスタッフに親近感を持ってもらうことが、施設内でのコミュニケーションにつながる可能性があります。

③ 会員さんにも参加してもらえるSNSをつくる

今回の寺田さんのように、実際に施設を利用している会員さんに主役になっていただくことも、SNS広報の一つの方法です。

会員さん自身が参加することで、施設の魅力をより身近に伝えることができます。

そして、動画を見たほかの会員さんとの間に新しい会話が生まれることもあります。

施設のことを発信するだけではなく、施設を利用している人たちと一緒にコンテンツをつくる。

これも、スポーツジムならではのSNS広報の可能性だと考えています。

新規集客だけでなく、既存会員との関係を深めるSNSへ

SNS広報というと、多くの人に情報を届けて、新しいお客様を増やすためのものという印象があるかもしれません。

もちろん、スポーツジムにとって新規会員の獲得は重要です。

ただ、今回のエル・スポーツさんのように、すでに通っている会員さんとの関係を深めるためにもSNSを活用することができます。

マシンの使い方を知ってもらう。

新しいプログラムに興味を持ってもらう。

スタッフの人柄を知ってもらう。

会員さん自身が動画に出演する。

そして、SNSの動画をきっかけに施設の中で新しい会話が生まれる。

こうした一つ一つの積み重ねが、スポーツジムをもっと身近な場所にしていくのではないでしょうか。

「入会してもらうためのSNS」から、「入会した後も楽しんでもらうためのSNS」へ。

今回のエル・スポーツさんとの取り組みは、スポーツジムのSNS広報の可能性を広げる事例になっていると感じています。

滋賀県でスポーツジム・フィットネス施設のSNS広報をご検討の皆さまへ

しがとせかいでは、滋賀県内の企業や施設を中心に、YouTube、Instagram、TikTokなどを活用したSNS広報をお手伝いしています。

今回のエル・スポーツさんのように、トレーニングマシンの使い方を伝える動画から、スタッフのエンタメ企画、会員さんが出演する動画まで、施設の特徴に合わせた企画を考えることができます。

大切にしているのは、単に動画を制作することではありません。

その施設には、どんなお客様が通っているのか。

どんな方に新しく入会してほしいのか。

今いる会員さんに、どんなことを楽しんでもらいたいのか。

施設の中には、どんなスタッフや魅力があるのか。

こうした部分を一緒に整理しながら、SNS広報を考えていきます。

例えば、

「新規会員の集客に、もっとSNSを活用したい」

「今いる会員さんに、もっと長く通ってもらえる施設にしたい」

「スタッフの人柄や施設の雰囲気を発信したい」

「スイミングやヨガなど、さまざまなプログラムの魅力を伝えたい」

「YouTubeやInstagramを始めたいけれど、何を撮影すればいいかわからない」

「社内にSNSの企画や動画編集を担当できる人がいない」

そんな段階からでも、ぜひご相談ください。

企画づくりから撮影、編集、投稿、改善まで。

施設の魅力を見つけながら、しがとせかいが一緒に取り組みます。

スポーツジムは、運動をする場所であると同時に、人と人とのつながりが生まれる場所でもあります。

だからこそ、SNSを通じて施設のことを知ってもらうだけでなく、そこに通うことそのものが楽しくなるような広報をつくっていきたいと考えています。

新しい会員さんに知ってもらう。今いる会員さんにもっと好きになってもらう。

そんなスポーツジムのSNS広報を、一緒につくっていきます。